なるたる 2巻 | かわいい顔してえげつない 鬼頭莫宏
自分が世界のどこにもあてはまらない時どうすればいい?
世界のカタチにあわせて自分を削るか 自分のカタチにあわせて世界を削るか
あんたはどうする?
なるたる 2巻
シイナとアキラを襲ってきた竜の子プッシュ・ダガーの保持者・小森がアキラに問いかけます。この問いにひっかかりを覚える人は多いようです。その1人がここに。
思春期の頃もしこの作品を読んでいたらやばかったと思います。共感してしまいそう。
こういう思春期の頃、自分の中でもんもんと考えそうな青臭い思想がこれからもたくさんでてきます。
そういう恥ずかしい考えを思い出してグサグサ胸に突き刺さります。
「電波オデッセイ」の過去から襲ってくる記憶で、身動きがとれなくなるほどではありませんでしたが。
小森はアキラの手首の傷を見て気に入ります。
小森は電気も水道もない原始のような新しい世界・健康な社会を、人類を肉体的に選別して創ろうとしていました。そして小森が持っていた縦に手首を突けば死ねるナイフをアキラに手渡し、世界を小森と一緒に削るか、自分を削るか選択するように求めます。
星の記憶・成竜は生きている人には関与しないはずなのに、飛行機でシイナを助けたことを疑問に思い、また成竜が助けにくるのではないかと、小森はシイナを襲ってきたのでした。
竜の子には命はなく、保持者が生きている限り、保持者の思い通りに竜の子は動くことを小森に教えられます。竜の子と繋がっていれば分かるはずなのに、知らないシイナを怪しんで小森は本気で襲いかかります。
いろいろあって小森はホシ丸に倒されます。
小森の仲間、須藤直角、小沢さとみ、高野文吾が登場します。
竜を調べる大人達「臨時軍用気球研究会議」の長・宮子巽、竜を研究しているシイナの母・美園もまた登場します。
シイナの母は別居していて誕生日にだけシイナと会います。
シイナが名前を片仮名で書いていることを咎めます。本当は「玉依秕」というのです。
登場人物が一気に増えてしまいました。というかこの巻でほぼ主要人物が出そろいました。
内容
竜の子プッシュ・ダガーに襲われるシイナとアキラ。
その竜の子の保持者・小森に気に入られたアキラは一緒に世界を創らないかと誘われる。
新たな世界を創ろうとする小森の仲間達、シイナの母が属する竜を調べる政府の組織。
それぞれの思惑を実現するために動き始める。
そしてシイナの父が飛行中、天使の形をした竜の子に襲われる。
詳しい情報
講談社 アフタヌーンKC
ISBN 4063141977
1999年1月22日
関連リンク
- 月刊アフタヌーン
- 「なるたる」が掲載されていた漫画雑誌のサイト。









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